Interviews
活躍する先輩たちの体験談
就労支援事業部｜サービス管理責任者
八ツ田 リエ
◆ PROFILE
福岡県出身。30代の頃、母の影響で介護施設のデイサービスに就職後、未来のある人のサポートを行うために児童福祉施設へ転職。現在は同会社の就労支援施設でサービス管理責任者として障がい者の支援を行う。
趣味は休日の映画鑑賞とチョコレートを食べること。
人の未来を支える仕事をしたいと思った
ー まずは、福祉で働くことになった経緯などを教えてください
母が介護の仕事をしていて勧められたのもあり、30代の頃に初めて福祉という分野に挑戦しようと思って、介護施設のデイサービスで老人介護の仕事を始めました。仕事はものすごくやりがいがあって、本当に楽しかったんですよね。でも、老人ホームなので日々亡くなっていく方々を見送らなくてはいけないのが、どうしても辛くて。それから、将来へ繋がるような支援を行いたいと思ったのがきっかけですね。
ー なるほど。それで就労支援で働くことになったんですね！
最初からしばらくは、この会社の児童福祉施設で働いていたんです。障がいを持っていても、明るく笑顔を見せてくれる子どもたちが本当に可愛かったですね。介護とは全く違う分野で一から学ぶ必要はありましたが、児童福祉も今の就労支援も、未来を支援する、まさに自分のやりたかった仕事だと思いました。
明るく、利用者さんと笑顔になれる職場作りを
ー 現在働く就労支援では、どのようなことを心がけていますか？
私が大切にしているのは、利用者さん一人ひとりが毎日を楽しみに感じてもらうことです。ポジティブな雰囲気作りや、人との温かい関わりを大切にすること。例えば、利用者さんが新しいスキルを学んだり何か新しい挑戦をしている時は全力でサポートして、成功した時は一緒に喜びを分かち合う。そんな環境づくりを心がけています。
ー 良いですね。八ツ田さんが、今学んでることとかありますか？
もう毎日が勉強です。笑 やっぱり明るい職場環境で利用者さんには仕事してもらいたいですから、コミュニケーションとかもっと磨いて、心に寄り添えるサポートをしていけたらと思いますね。利用者さんの笑顔を引き出すのが私の仕事ですから！今後も、そのために必要な研修や勉強会には積極的に参加していきたいと思いますし、最新の知識や情報を取り入れながら支援していけるよう心がけています。
障がいの有無に関係ない自分に合ったスキルを見つける
ー 最後に、八ツ田さん自身が構想している今後の目標などはありますか？
将来への目標として、ただ単に利用者さんを一般就労に導くことだけじゃなくて、利用者さんが自分自身の能力や興味に合わせて、自分にとって最適な働き方を見つけ出せるように支援していきたいと考えています。今の時代に合わせたパソコン操作の基本から、もっと専門的な技術であるプログラミングや動画編集、ウェブデザイン、デジタルアートのようなデジタルスキルに触れて、働きながら自分に合ったものを見つけて欲しい。
私がこれまで見てきた中で言うと、パソコンを一度も触ったことがなかった利用者さんが、動画編集を通じて自分の世界観を表現したりとか。TVでコマーシャルを見た時にデザインを確認しちゃうとか。やっぱりそういう経験は新しい興味や可能性を開花させるきっかけにもなりますし、利用者さん自身の自信につながっていくので、結果として社会での自立に向けた大きな一歩になると思っています。
ー 素晴らしい目標だと思います。ありがとうございました
